吾輩は起業家である

第6巻

株式会社リネット代表取締役社長 毛塚智彦さん
「不可能なことはまだない」

更新:2006/7/14
文:八巻 渉(慶應義塾大学)

第3章 リネット

さて、社内について聞いていこうじゃないですか。私もいろいろな企業で働いてきたのですが、それぞれの企業文化があっておもろいものです。リネットさんはどんな感じの企業なんでしょうかね~。


現在の収入の方は?

現在の収入について語る毛塚氏

毛塚

(敬称略)

広告が売れたのと、インターネットの簡単なシステムを請け負ってプログラミングをやってる方にお願いしたり売り上げもそこそこありました。でもいかんせん人数が多いのでまだまだ赤字という状態ですね。現在は10人くらい働いていますし。

 

 




学生起業家の方って学生生活をする上での生計ってどうやって立ててるんですかね?
他にもバイトやってそうな感じではないですし、利益が出ない状況だと結構つらい生活なんでしょうか?

毛塚:

そうですね。バイトをやっていた時の貯金に頼ったり、少し株をかじってたのでちょこちょこそれで増やしたりしてました。でももうそろそろ貯金が底を尽きそうなのでなんとかしないと(笑)、

ネットのインフラはどのようにしているのですか?

毛塚:

自社サーバーはまだもってないですね。でもうちはシステムよりマーケティグを武器としているので。自社コンテンツを持つ場合は外注にお願いしています。ドロップシッピングも結構大規模なシステムが必要で、自社開発ではなく外にお願いするつもりです。

仲間の皆さんはどういう雰囲気で集まってきたのですか?

毛塚:

みんな友達づたいですね。友達の友達みたいな感じで。はじめは弊社取締役の小山と二人でやってました。

 

取締役の小山智充さん ←取締役の小山智充さん

ざっと紹介していただいただけでも結構色々な大学の方がいらっしゃいますね。

毛塚:

今は早稲田・日大・立教・青学・法政の人ですね~

慶應はいないのですか・・・残念!

毛塚:

そういえば慶應はいないですね~。(記者に対して)是非来てくださいよ(笑)慶應生(塾生)募集中!

社内に組織図みたいなものってあるんですか?サークルでも会社でもマネジメントするときやりやすいですよね~。

毛塚:

基本的にインターネットの広告する部と学生のマーケティングをする部、2つに分かれています。
前者はバナーとかアフィリエイトとかSEOとかそういうものの代理店をやりつつ、ドロップシッピング事業を企画しているグループ。後者は学生向けにビジネスやってる会社に対してアプローチをかけて学生への商品やサービスの展開の企画提案などをやっています。

(名刺をチラ見して)社内にCEOといったC□Oとかっているんですか?

毛塚:

ああ、うちはやっていないですね。最初はCEOとかCFOとかCOOとかたくさんつけようかなっと思ってたんですけどやめました。

なななななぜ?

毛塚:

わかりずらいというか、CEO、CFO、COOまでだったら分かるんですけど、他のCMOとかCSOとかどんどん出てきて分かりにくくなってしまってる気がしたからです。もともと役職が意味がないと思っていて、相手の企業の人に会いに行くときにその役職どおりの仕事をしているかというと別にしていないんですよね。皆ただの営業マンにすぎなくて、渡したときにCFOとか書いてあってもじゃあ財務やってるかっていうと別なんですよね。

今日ここで働いてらっしゃる5名がコアメンバーなんですかね?

毛塚:

そうですね。コアはこの5人ですね。他にも何人かいるんですけど、お手伝いとして来てもらっている感じです。やっぱり強制はできないじゃないですか。時給とか払ってるわけでもないので。働きたい人が働くという感じです。まあ入ってくる人を選んでないので、とりあえずやる気のある人を集めて皆でおもしろいことできればなあと思っています。

皆さん学生なんですよね?

毛塚:

そうですね。
先ほど紹介した早稲田商学部2年の小山のほかのメンバーがこちら。

 


(左から)日大商学部2年の佐藤、早稲田国際教養学部2年の高橋
コアメンバーの日大商学部2年の佐藤さん、早稲田国際教養学部2年の高橋さん

それと早稲田理工学部2年の仲田ですね。僕だけ4年生です(笑)
コアメンバーの早稲田理工学部2年の仲田さん
高橋さんは早稲田の国際教養学部ということで2年の終わりから留学されちゃうんですよね?

毛塚:

そうですね。でもその留学を活かして向こうでなにかやってくれたらなと思ってます。ドロップシッピングのいいところに海外の商品を日本に持ってきたり日本の商品を海外で売れたりすることができるという点もあるんですよね。なので、うまいこと海外とつながってビジネスできればやりやすいですよね。いずれ商品の品質確認とか営業とか海外の現地にみんなで行けたらと思っています(笑)

では最後の質問です。
このコーナー「吾輩は起業家である」は、夏目漱石の小説『吾輩は猫である』からとっています。
小説冒頭の「吾輩は猫である。名前はまだない」に対して、毛塚さんが今はまだ持っていないもの、これから欲しいものなどを「○○はまだない」に自由に当てはめてみてください。

毛塚:

難しいな~後回しにしてもらっていいですか?(笑)

だめです。

毛塚:

じゃあこれで。

「不可能なことはまだない」「不可能なことはまだない」

 

どんだけ傲慢なんだよw

【記者のあとがき】


こんにちは。記者の八巻です。うまくまわってる企業って社内に心地よい緊張感ってのがあるんですよね。そんな雰囲気を感じさせてくれるリネットと毛塚さんに今後期待大です。私もそろそろドロップシッピングで稼ごうかと思います。

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